上田燿司(以下、上):
アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」についてどこよりも深く語り尽くす番組「JOJOraDIO」。キャストだけではなく製作スタッフもお呼びして、アフレコ現場、製作現場の裏話をお届けします。ご案内はスピードワゴン役の上田燿司です。

上:この番組もついに第10回を迎えました。こうやってスタッフの方、キャストの方とゆっくりお話しする機会というのも、なかなか無いもので。知らなかったこととか「こういう風に考えていらっしゃるんだ」とかが聞けて、僕自身が楽しませていただいている状態でございます。これからもどんどん色んなお話を伺っていきたいと思っておりますので、楽しみにしていてください。
番組にいただいているメッセージをご紹介したいと思います。

リスナーメール(25歳・女性):(「意外!それは髪の毛!」が衝撃的でハマりました。コミックスを買い、CDを買い、ジョジョへの出資が止まりません)

上:財布からお金がクールに去っていってますね(笑)ありがとうございます。どんどん使ってください(笑)

上:さて今回も引き続きナレーションを務めておられます大川透さんをゲストにお迎えしております。それでは最後までお楽しみください。


<ゲスト紹介>

上:大川透。「ジョジョの奇妙な冒険」に登場する数々の名言に、期待通りの語り口で応えた男。今回はどんな名言が飛び出すのだろうか。


上:というわけで、よろしくお願いいたします。

大川透(以下、大):よろしくお願いします。期待通りに応えられているのでしょうか。

上:大反響でございますよ。

大:オープニングのメールであったみたいに、私も原作は買わせていただきました。珍しい現場だなと思ったのは、出演者の多くが文庫本持ってるんだよね。スタジオにも「原作をいつでも参照してください」ってコミックス置いてあるんだけど、マイ文庫を持ってきてる人が多くて。

上:ここまできたら徹底的にやらないと気が済まない、という感じでね。台本に対して多少追加や原作どおりに直したりもあるんですけど、さらにキャストが「原作はこうです」って。

大:みんな言うんだよね。自分でも原作と付き合わせて。珍しい作品だなと思う。

上:そこはあえて改変してありますっていう時と、原作どおりでお願いしますっていう時とあってね。ゾンビとかで来てる人からも指摘があったり。

大:ゾンビで来てる人も原作持ってきてるよね。すごい番組だな(笑)私も第一部・第二部はもちろん、今は第三部、第四部も読んでます。

上:1ページの情報量がかなり多いですよね。

大:それと…正直言って文庫本の文字が小さいのよ。漢字にカタカナでふりがなが振ってあったりするじゃない。
ナレーションをチェックするんだけど、読めなくて。

上:濁点か半濁点かっていうのを、みんなで虫眼鏡で見るかのように見てますね(笑)

大:文庫本がちょっとつらいなと思ってて。途中から電子書籍にでも切り替えようかなと思ってます。画面を広げられるように。

上:第二部になってナレーションの存在感もさらに上がっていく中で、僕は第15話が印象にありまして。ワムウが神砂嵐を出すあたりの。

大:「左腕を関節ごと右回転」のあたりか。僕、一番わからなかったのがこれなんだよ。

上:はっはっは(笑)

大:想像ができなかったの。

上:どういうことだこれは、と。

大:な…何がどうなってんの、これ?と思って。一番想像つかなかった。映像も完璧に出来上がってない状態でやってるから、なおさら。「ちょっと待て」と思って。

上:へっへっへ(笑)

大:「左腕…関節ごと、右回転?よくわかんない!」と思って(笑)どっからどう回ってんのか。その後がなんだっけ。

上:「けっこう呑気してたJOJOも拳が…」

大:はっはっは(笑)これもう、おかしくっておかしくって。

上:「呑気してた」この言葉がけっこう凄惨な場面で出てくる。

大:この後「ビビッた」って言わないといけない。そこに収めるというか、立ち上げるというか…言い放つっていうか。

上:でも、ある程度ノリは確立されつつあった時期じゃないですか。

大:第一部で、ある程度やってきたからね。

上:僕、第二部を読み返していて、ナレーションのところが楽しみでしょうがなかったです。神砂嵐の回は「きた!」っていうのと、それ以上にくるものがあって。僕自身の台詞も、それこそ呑気していられなかったですけど。
大:そらそうだよ、頭割られてる人があんなに叫ばないでしょう。俺、ずっと言ってたね。「なんでこんな元気なの?」

上:(笑)

大:確かに元気にやらざるを得ないように作ってあるから、やらなきゃいけないんだけど。瀕死な状態のはずなんだよ(笑)

上:生きてるわけがないんですけど。

大:どんだけドイツの医学はすごいんだっていう話だよ。



ブログパーツ