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上:演じていた中で特に印象深かったことはありますか。他の方のお芝居でもいいですし。

稲:音で聴けて、すべてが感動的でした。自分が音を出すこ とによって一つの答えというか、提案している形で出演させていただいたんですけど、それがファンの人に受け入れられてるっていうのは嬉しいですね。ツイッ ターだったり直接会った方とだったり、そういうので伝わってくるんです。僕がOA見て皆さんのお芝居を見て、一つの答えを受け取っているのと一緒で、見て いる人も俺のタルカスをそういう風に受け取ってくれたのかな、原作の魅力を損なうことなく、あの荒くれ者をやりきれたかなと思うと。


上:ツイッターのホットワードってあるじゃないですか。OAのたびに、必ずその回の名言とか初登場のキャラクター名とかが挙がって、反響がすごかったんですよ。

稲:そうなんですよ。ツェペリ、タルカス…。

上:スピードワゴンなんて、同名の芸人さんがいらっしゃるじゃないですか。ジョジョを知らない人が見て「なんかあったの?」って(笑)そこからチェックしてアニメに入っていっちゃったりとか。

稲:芸人のスピードワゴンさんは、ジョジョのスピードワゴンさんから取ってるんですよね。

上:らしいですよね。

稲:オンタイムでみんな書きこんでるんですよ。俺ら世代としては、あの時間帯のOAは見やすいですし。

上:関東地方は金曜の夜放送で、一杯やって帰ってきてテレビつけたらちょうどやってる。

稲:いいテンションで見られるっていう。

上:やれやれー!みたいな感じで。

稲:見て、ゲラゲラ笑ってるっていうね。

上:みんなで盛り上がれるっていうか。最初は一人で楽しんで見るんだけど、上映会みたいに仲間で集まって…
稲:それ絶対面白いと思います。イベントやったらいいんじゃないですかね。第一部くらいだったら、オールナイトで見きれると思うから。

上:ははは(笑)でかい企画をぶち上げましたね。

稲:当然、俺は行きますよ。ゲストで呼ばれなくても客席で見てますよ。

稲:今でも、同じ世代で飲み屋で集まったら、僕らが子供の頃に見てたアニメを語るじゃないですか。なんかそういう感じでこのアニメは語られていくだろうなと。みんなの思い出に残ってくれるであろう、一つの作品ができたなって。

上: 不思議ですよね。25年も経ってからテレビアニメになったから、世代差があって。もしかしたら今だったら描かないものもあるんだろうけど、それがまた新鮮 でインパクトがあったりする。昔の作品なのに、今初めてアニメを見た人でもハマってるっていうのは、なかなか起きない現象かなぁって。

稲:本来、 ひとつづきの作品って初めから読まないとわからないでしょう。でもジョジョは、第三部から見たとか、第四部から見たとか、そういう人がいるじゃないです か。今回、第三部から見た人が初めて第一部、第二部を見たっていうケースもあると思うんです。第一部から押さえてる人もいれば、スタンドバトルから押さえ た人もいて…第一部、第二部で終わってる人もいるかもしれないね、意外と。

上:「第一部、第二部の魅力をいまさら知ったか」みたいなのも、あるんじゃないですか。

稲: 時代がやっと正しい歴史に戻ったな、みたいな(笑)スタンドからじゃないんだよって。初めは「幽波紋」って書いてましたからね。波紋の応用みたいな解釈で したから。ちゃんと第一部、第二部があって、ジョースター家の血統ありきで、スタンドがあるっていう。それをちゃんと理解してくれたら嬉しい。

上:第一部に泣けるエピソードが詰まってて。ちょうどタルカスやブラフォードのあたり。

稲:ブラフォードの血のところも泣けましたしね。

上:僕は先を知ってるのに、OA見たらちょっとウルウルきちゃいましたし。

稲:やっぱり台詞と音ってすごいですね。第一部の最終回とか興津さんが現場で涙ぐんでたって聞きましたけど、それ伝わってきますもん。

上:本人は否定してましたけど(笑)

稲:いやいやいや、泣いただろ。泣かねーわけねえだろ。あれだけ熱く演ってたんだから。

上:(笑)9話しかやってないのに、長いレギュラーが終わった気がしましたよ。

稲: 第3話のラストがもうね、おかしいですよ。あれ半年やったテンションですよ。まだ一ヶ月しかやってないのに、あんなにもう、一つの長編映画が終わるような テンションで。それでいてTo be continued...みたいな。それを第9話までやったんですから。第6話のラスト、DVD第2巻のラストもいい感じですしね。あのヤバイ繋ぎ方です から。



エンディング


上:JOJOraDIO第8回。いかがだったでしょうか。ゲストは稲田徹さんということで、本当にジョジョ大好きな方なのでもう、どんどん、どんどん話題が出てきて。また楽をさせていただきました(笑)上田燿司でございます。

上:さて、メッセージをいただいておりますので、ここでご紹介したいと思います。

リスナーメール(36歳・女性):(上田さんの真摯な姿勢の進行とスピードワゴンの義侠心ある行動が重なる。上田さんが進行役でよかった)

上: ありがとうございます。そう言っていただけると僕はもう胸一杯です。仰る通り、僕は義侠心っていうのがすごく…そうなんじゃないか、というのがあって。自 分、不器用なんですが(笑)なんとか、頑張って。ラジオをやっていきたいと思っております。というわけで、そろそろお別れの時間でございます。
次回のJOJOraDIOもどうぞお楽しみに。お相手はスピードワゴン役の上田燿司でした。



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