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稲田徹:超像可動っていうフィギュアがあるじゃないですか。僕、毎月新しいのが出るたびに買ってて。その女性も毎月買ってるらしいです。

上田耀司:へーすごいね。

稲田:「実家暮らしだからいっぱいは買えないけど、一人暮らし始めたらこれじゃあ済まない」って言ってましたね。もっと買うって。




上田:今、女性でジョジョ好きな人いっぱいいるんですよね。

稲田:川澄さんがあんなに好きだと思わなかったですもん。

上田:こないだゲストに来ていただいたとき、湯水のごとく…

稲田:いくらでも喋れるでしょう。

上田:そうそう(笑)

稲田:第一部と第二部の中入りみたいな会へ行った時もすごい語ってましたもんね。

上田:稲田さんもね。「俺、こういう仕事やるために声優になったんすよぉ!」って。

稲田:こういうアニメやりたくて声優なったんすよ、って。

上田:現場でも言ってましたね。

稲田: 僕が中学生の時に見ていたアニメって、こういうの多かったんで。正直、今は俺が出られるようなアニメってあんまりないんでね。
少々生きづらいな、と思いながら生活してるんですけど。
「あ、俺の生きる場所がここにあった」と思いました。 いやー気持ちよかった。



上田:音楽とOP、EDの印象はどうですか。

稲田:こだわりが半端ないですよね。サントラがすごい枚数になってるらしいです。

上田:曲のオーダーの数が普通のアニメの倍以上らしくて。もちろん汎用性の高い曲もあるんだけど。

稲田:アニメを見返してみると「この曲、そういえばここでしか流れてない」ってありますよ。

上田:イベントでTOMMYさんにお会いしたんですけど。

稲田: 昨今のアニメにはない重厚感というか。いい意味で暑苦しい感じ、あれはビックリしましたね。もっとオシャレな感じで攻めてくるのかなぁとか、下手したらイ ンストみたいに歌詞のない感じで入ってくるのもアリかなと思ってたんですけど。ど・アニメソングでしたね。

上田:「ジョジョッ」「ジョジョッ」って。

稲田:主人公の名前連呼してるわーって。完全に昭和ですよ。

上田:でも、ちゃんと原作のキーワードを散りばめてあって。

稲田: そうなってくると、この先の主題歌もいろいろ聴いてみたいですよね。第 二部はもう判明してるけど、第三部、第四部とかも。
第四部とか、どんな感じなんだろうなー。ジョジョの原作が続く限りアニメで追いかけていってほしい。スタンド能力が絵で動くところが見たい。願わくば、別の引出しを開けてまた出演したい。

上田:ははは(笑)

稲田:タルカスで出たのを幸いとばかりに、岩波さんに「またぜひ呼んでください」って言ったんですけどね。「稲田くんの後ろに、すごい順番待ちの行列がいるんだよ」って。

上田:そうでしょうねー。

稲田:「みんな出たがってるんだよ」って。だから、もう一回整理券もらって並びなおしました。いつ順番回ってくるかな、ファストパスもらいたいな、ぐらいの。



上田:やってみたい役とか、ありますか。

稲田: なんでもやりたいっすねえ。敵側の人も味方側の人も素敵じゃないですか。いちファンとしてキャスティングは楽しみにしてます。
そこにぜひとも自分を差し込みたいところなんですけ ど、けっこう客観的に受け止めて「この人かぁ。絶対いいわぁ」って(笑)「ワムウ、絶対いいわぁ」ピッタリ、みたいな。

上田:やっぱりこの人、っていうキャスティングの人もいるし、あっこの人?って思ったら…

稲田:ハマッてるっていうのもありますよね。

上田:今回その辺のキャスティングの妙もありますよね。

稲田:絶妙ですよね。アニメが始まって、自分の中の脳内キャスティングを回りのジョジョ好きと話し合ったりしたんですけど、選択肢はいっぱいあるんですよ。

上田:うんうん。

稲田:明確に「この人はこれじゃないと絶対ダメ」みたいなのは無くて。あれも見たい、そっちも見てみたい、みたいな。

上田:アニメ化になるって決まった時から、みんなネット上なんかでキャスティングの議論はしてたと思うんですけど。正直、当てた奴っていないんじゃないかなって思って。

稲田:そうですね。意外な線ばかり。

上田:僕らもギリギリまでキャストを知らないので、現場で会って初めて「おお…」ってなるんですよ。それが楽しみで。また、皆さんいい台詞を出してくるから。

稲田:こだわり十分なね。

上田:スタジオの温度は上がっていくし。

稲田: これだけ長い原作を凝縮してるから、熱量がすごいんですよね。上がりっぱなしで下がる暇がない。
2クールのアニメだったらクールダウンする回があって もいいのに、ないですからね。Aパートで頂点まで行って、Bパートでもっと上までいっちゃった、その繰り返しですもんね。





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