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川:スタッフさんには「本当に川澄さんはアフレコ中ずっとニコニコしてるね」って言われました(笑)

上:ははは(笑)

川:でもアフレコしてても、サブの方のスタッフさんも爆笑しすぎて「ちょっと聞こえなかった」とか言ってるときがあるくらい笑ってましたよね。

上:そうそう(笑)

川:主にスピードワゴンさんだったと思うんですけど。

上:いやいやいや。なんかその、ね。笑うっていうのが悪い意味じゃなくて、きたー!っていう。



川:そういう笑いなんですよね。岩波さんとかも「ジョジョっぽい」っていうことを仰るようになって。「そこを立てればもっとジョジョっぽくなるよ」とか。

上:岩波さん、ジョジョを知ってた方じゃないので、何話か進んだ時に「なんとなくジョジョっぽい感じが見えてきた気がする」って言ってましたよね。

川:私すごい覚えてるのが、1回目の打ち上げの時にカンパーイ、ってするときに岩波さんが「酒!飲まずにはいられない!」って(笑)

上:ははは(笑)

川:誰かが遅れてきて、乾杯するたびに「酒!」っていってたのが。岩波さんこんなノリノリなんだ、って面白かったですね。

上:やっぱりどっかで使いたくなる。

川:使いたくなりますよね。「酒!」もあんなに面白いとはOA見るまで思いませんでした。

上:あれもね、ただ言ってるんじゃなくて「酒!」っていうのに…自分が憎んでる、憎んでも憎みきれない相手、親と同じものを俺は手にしてる、っていう、その「酒!」なんですよ。

川:やっぱり笑わそうとして面白いとか、そうじゃない一生懸命なのに、っていうのがいいんじゃないですか。ジョジョは。

上:そうですね。

川:別にここで笑いを取ろうとか全然思ってないですし、キャラクターは。

上:ね。興津くんも本当に汗だくになってやってたでしょ?

川:私、アフレコの時に興津くんの隣に大体座ってたんですけど、ハッて見ると、もう汗が滝のように流れてて…「興津くん、じゃあ今日は19℃に下げようか」って(笑)

上:まぁね、真夏の頃の収録だったんで…とはいえ(笑)

川:とはいえ。それぐらいね、ジョナサンは叫ぶのが多かったとは思いますけど。面白いですよ興津くんは。

上:大のジョジョファンの川澄さんが、ジョジョに最初に出会った部っていうのは。

川:第三部なんですよね。

上:あー。

川:第三部のDIOが私、すごく好きで。

上:第三部のDIOが。

川:三部DIOがすごく好きで。でも、若かったな自分、って。

上:へへへ(笑)

川:やっぱりジョナサン最強説なんですよ、私、今。

上:それは改めてこの作品に関わって。

川:はい。理想じゃないですか、ジョナサンって。

上:今回アニメで、ファンの方の感想としてけっこうあるのが、原作のファンで前から知ってるんだけど第一部はなんとなく…やっぱり第三部とかそっちの。

川:第一部は短いですしね。

上:そうそう。ジョナサンもなんか、お堅い人っていう。

川:そうなんですよ。

上:真面目すぎるから今ひとつ魅力を感じてなかったのが、今回の役でもって、なんていいキャラなんだ!って。

川:そうなんですよ!

上:ジョナサンの魅力に気付けて良かったっていう感想が、けっこうあるんですよね。

川:歴代ジョジョがみんな不良というか、なんかワルなんですよね。それがこんな、正統派お坊ちゃんだったっけ?っていうのが。それでも爆発力とか…やっぱりいいですね、ジョナサンは。

上:逆にディオは?第三部のDIOがすごく好きって仰ってたでしょう。で、第一部ディオはどうでしたか。

川:自分が年齢が重なったからだと思うんですけど、一部ディオってまだ出来上がってない、ちょっとこう、小物感があるんですよ。

上:へへへ(笑)

川:ジョナサンに対してすーごい意識しちゃってて。で、三部DIOってちょっと神格化されてて。ずっと後姿しか出ないとか。なぜ急にディオが英語になったんだ、みたいな(笑)

上:(笑)

川:でも大人になって見ると、このディオがまた愛おしいんですよね。人間臭い。

上:確かにね、僕もある程度歳を重ねてから見ると、10代の子がああやってこう、必死になってる姿ってなんか可愛いんですよ。

川:そう、のし上がりたい!とか、持ってるものをすごく妬むとか、持たざる自分がとか。

上:ね。

川:もちろん応援はできないんですけど、すごくいい対比ですよね、第一部って。ディオとジョジョと、正反対な二人が…結局、最後のシーンなんだよね。

上:ねえ。

川:なんでディオを抱いてジョナサンは死んじゃったんだろうって、ちょっと納得いかない気もする…ぐらいですよ。

上:僕は逆に、スピードワゴンがジョナサンに惚れたのって、そういうところなんじゃないかなっていうのがあって。前に興津くんとも話したんだけど、僕の青春はディオとの青春、だからここで決着をつける、命をかけるっていうところの、あれがジョナサンで、そこに胸を打たれるっていうか。

川:いなかったら自分もいない、ぐらいの。

上:そうそうそう。

川:だからその…嫉妬。嫉妬ですね。

上:ああ、そうか。なるほどね。それはあるかもしれない、エリナとしては。

川:最後の最後に、やっぱディオか!みたいな。

上:第一部のディオも確かにね、可愛い、憎みきれないところもある。

川:ちょっと酷すぎるんですけどね。

上:あれもある意味、10代ってちょっとそういうところってあるじゃないですか。良い方にも悪い方にも、視野が狭い分グッ!ていっちゃうから。それはね。すごく思いますよね。

川:はい。


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