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上田燿司(以下、上):
アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」についてどこよりも深く語り尽くす番組「JOJOraDIO」。キャストだけではなく製作スタッフもお呼びして、アフレコ現場、製作現場の裏話をお届けします。ご案内はスピードワゴン役の上田燿司です。

上:さて、今回で4回目を迎えました。この番組はジョジョファンの期待に応えることができているのでしょうか。こんなメッセージをいただいております。

リスナーメール(26歳・女性):(上田さんが緊張されながらも丁寧に進行しようという真摯な姿勢と熱い思いが伝わり、進行も慣れないながらもとてもよかった)

上:ありがとうございます!(笑)

リスナーメール(同):(質問コーナーは必要だと思うが、他のコーナーを作らずゲストのトークを主軸にした放送になることを期待しています)

上:そう言っていただけると心から救われます。この番組は制作の裏話あたりとか、作品への思いにピントを搾ってやっていきたいと思っておりますので、今後ともぜひご期待ください。続いて、こんなメッセージもいただいております。

リスナーメール(34歳・男性):(アニメが始まって会社の若い衆に「ジョジョ面白いですね!」と言われて嬉しくなり、ジョジョ談義で盛り上がった。世代を超えた交流が新鮮)

上:本当にね、世代を超えるというか、25年の時を経てテレビアニメ化になったということで、私もこのお仕事がきっかけで改めてこう、原作を読むことになったんですが。不変的なことを描いて、そこが主軸にポンとありますから、全然古くならないですよね。
で、やっぱりインパクトが強いですから。皆の心をカッと掴む出来事だったり台詞だったりがあるので。そこで共通語として盛り上がれるっていうのもジョジョの魅力の一つだと思います。
こうやって世代を超えて連綿と語り継がれる番組になってほしいものでございますね。

上:さあ、今回は前回に引き続き川澄綾子さんをゲストにお迎えしてお送りしたいと思います。前回聞けなかった色んな話を沢山伺って生きたいと思っておりますので、ご期待ください。


<ゲスト紹介>

上:川澄綾子。アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」では、エリナを演じている。ジョジョファンの間では彼女のディープなジョジョ愛は有名だ。今回も、より深いジョジョトークに華が咲く。


川:ああっ…う、美しすぎます!見ず知らずの女性の赤ちゃんを救って避難しろと仰るの!私にとってそれは残酷なる勇気ッ!

上:ありがとうございます。「美しすぎます」(笑)

川:川澄綾子です(笑)よろしくお願いしまーす。

上:前回は主にエリナという役を演じるにあたっての役作りであるとか、このシーンはどうだったとか、そういう思いを語っていただいたんですが。

川:はい。

上:今回は客観的にというか、OA御覧になってどうでしたか?どうでしたかって言われても困るかもしれないんですけど(笑)

川:アフレコしてる時から、ちょっとこのアニメは他のアニメと違うぞというぐらいの…なんでしょう、「アニメを録りに行く」というより「ジョジョを演りに行く」ぐらい、ちょっと違うくないですか?

上:確かに。

川:他の(作品の)つもりでジョジョの現場行くと、違うぞっていう。それぐらいの熱があったと思うので。それはOAからも伝わってきたかなぁって感じがしましたね。なんかスタッフさんも…キャストでは私がキャーキャー言ってましたけど(笑)、ジョジョ愛があって。それが独りよがりとかではなく、皆が好きなジョジョを作りたい、っていう気持ちでやってるなっていう感じはあったなーと…思いませんか。

上:うん、僕は第1巻をこのお仕事をきっかけに改めて読んで、記憶が新しいものですから。第1話のOAを見てて自分が原作を読んだときに感じた、グッときた台詞とかワクワクしたところとか、思わず笑っちゃったところとか、同じ反応をしていることに気付いて。

川:ああ。

上:印象っていうか「ジョジョってこうだよね」っていうのを外さずにいこう、っていうのが皆あったから。

川:そうですね。第1話で決まったなっていう感じがして。ジョジョ節というか。「触るんじゃあないぜ」の「あ」ですね。「あ」を大事にっていうのとかも、第1話で。それが縛りとか枷になるのではなく、ジョジョの原作にある一言一句そのまま表現したいっていう。「しなきゃいけない」っていうんじゃなく「したい」っていう思いでやろう、って決まったのが第1話だったと思うんですよ。

上:うん。

川:一見、もしかして「ウゲェーッ!」って飛ぶのとかも変かもしれないんですけど。

上:うんうん(笑)

川:やっぱりそれも荒木先生の描いた、表現したいっていう…「じゃあないぜ」の「あ」ってやっぱり、大事なんですよ。ジョジョにとっては。

上:そうそう。

川:だから私は、第1話のアフレコしててそこまで出番がなかったので「『あ』を大事に」って音響監督の岩波さんが言った時に心の中で「そうです!」って思って(笑)

上:はっはっは(笑)

川:「『あ』は大事なんです!」って思ってたんですよ。だから、方向性はやっぱり第1話で。俺たちのジョジョはこういう風に作っていこうぜ、みたいなのができたのかなぁ、なんて思いますけどね。

上:うん。

川:興津くんと子安さんのテンションの高さとか。おかしいんですよ、ちょっと。

上:(笑)

川:丘の上で「ディオ!」「ディオ!」って叫びまくるとか。ちょっと変なんですけど。ねえ。

上:(笑)あれ、子供時代だから…やっぱりこう、さらにテンション上げてるでしょ?大人だったら普通こう、恥じらいを感じてちょっと抑えてしまうんだけど、子供はやっぱり無いから。感情を爆発させるから。だから余計にね(笑)

川:はい。思いましたねえ。

上:歌が入って、OPが入ってっていうのは第2話からなんですけど。

川:はい。

上:御覧になってどうでした?僕ら実は、先に映像だけはね。

川:あ、入ってた。

上:リハーサル用のところに入ってたんですけど、音はまだ入っていなくて。僕はOAで初めてOPの歌を聴いたんですよ。

川:あれは「絵はかっこいいよ」って皆さんから聴いてて。音はまだ入ってないからって。でもその…相乗効果っていうんですか、初めて見たときなんか、感動しちゃいました。ジョジョファンとして「よくぞ!」っていう。

上:へへへ(笑)

川:歌とか、やっぱああじゃなきゃいけないでしょう、って思いますよね。昔懐かしい本当にパワーがあったアニメ、そんな感じがします。ジョジョって連呼するところとか。

上:王道で。

川:そうですね。

上:直球できたっていう。

川:ねえ。

上:だって作曲は田中公平さんだしね、作詞の藤林さんにしても。

川:ど真ん中なお二人ですよね。アニメの主題歌っていう。

上:ヒーローの。

川:そうです。OPEDはちょっとこう、なかなか無いぐらいのクオリティじゃなかったですか?私いつもEDの入りが毎回毎回、今回はどうくるんだろうって思ってて。かっこよかったー。

上:前もその話になったんですけど、実際は8分半あるから、そこをどう使うかっていう。これがまた、岩波さんの。(笑)

川:そうですね(笑)第6話か何かの、ポコの「姉ちゃん!明日って今さ!」って言ったあとのツェペリさんの背中からのEDが。

上:ああ、ね。

川:あの回、かっこよくないですか。

上:あそこ皆大好きですよね。

川:ねえ。かっこよかったー!と思って。

上:あれはアフレコの時も、小林由美子ちゃんのポコからのいい流れがあって、僕もそこに乗っかって「めちゃくちゃやっつけてやれ!」ってバーンときて。それで、いいEDにいけるんじゃないかっていう予感はあったんですけど。OA見て、一回静寂がきて、入っていってっていうね。素晴らしかった。

川:ツェペリさんの覚悟がね。あの一瞬の静寂でなんか…よかったーと思いました。


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